ブラジル遠征の巻 その2 (00/03/03-)


レジストレーション (3月3日 耳の日)

 

 前回もそうだったが、ブラジルはなぜか事務的手続きがすんなりいかない。文句を言いたくないけど、もうちょっと要領良くして欲しいな。待つ事1時間、その間割り込みはあるは事務のおねいちゃんはだべっているわ、くたびれました。大会の受付でこんなに待ったのは初めてです。「正直者はばかをみる」つくづく日本人は真面目だよ。他の選手みたいに、さりげなく割り込んだらよかった。

 その大会受付場所が最初は‘ランディング’だった。そのうち、風の噂でとあるディスコでやっているらしいとの事。もともと大会本部の所在地がハッキリしていないから、そういう伝達事項が伝わってこない。困ったものだ。

選手間の噂だけが唯一の便り。いや‘頼り’。
文句言ってもしょうがないな。これがブラジル!

 ブラジルで生活していてビックリしたのが朝早い事。大半の人が6時ごろから動き出している。僕達も6時ごろには起きて、ご飯食べて昨日の反省会とかやってます。朝の時間を有効に使うのは良い事だね。

 今回のメンバーは、田中美由喜さん(ノバ アルゴン)、水沼典子さん(ジン ブーメラン)、神山和子さん(ジン ブーメラン)、扇澤郁さん(ジン ブーメラン)、川地正孝さん(ノバ クリプトン)、辻強さん(ジン ブーメラン)、加藤豪さん(ノバ クリプトン)彼は、昨年12月からヨーロッパのノバ社へ単独でテストパイロットの修業に出ていました。3ヶ月ぶりの再会でしたが相変わらず、いや、少し大人になっていてびっくりしました。

 それから、筑波山のNASAで飛んでいる(!?)ドラゴン宮田さん(イーデル TX4)と久米ひろしに似ている山下さん(アドバンス Ω4)もいっしょに行動してます。

 日本チームは、総勢10人で毎日わいわい、お互い力をあわせて日々情報収集に励んでます。みんなの目標は、PWCで国別3位以内になり、みんなで表彰台に立つ事。不可能じゃないメンバーですよ。

有言実行!

まずは、全米オープン(Pan America Cup)でウォーミングアップ。

大会1日目 (3月4日)

 多くは言いません、大きな積乱雲の通過する中、テイクオフで寒さに震えながらじっと待ちましたがキャンセルになりました。なんで、もっと早くにオーガナイザーが判断して選手を下山させなかったの?

ブラジル-------!!!!!!!

 寒い一日で終わるかと思ったら、夕食を‘加藤、川地、山下、宮田、辻、俺’の6人で食べていたら頼んでいないのにビールが6本出てきた。何のこっちゃと思ったら、近くのテーブルのブラジリアンと一緒にいるスイス人のキャロリンからの差し入れ。その後、食事が終わって帰ろうとしたらまたまた頼んでないのに酒が6人分来た、、、

 今度は、ブラジリアンからの差し入れ。
「今日は、雨の中ご苦労さん。酒でも呑めや。」
 気持ちのこもった差し入れだったが、その後「日本の歌うたえ」で、唄って騒いでブラジリアンとの親睦会が始まり、日本の歌を歌いだしたら僕らのいたテーブルは30人近くの人に囲まれてむっちゃ盛り上がった。

 傑作が、「サムライソングを唄え!」と言われたので、しかたなく‘水戸黄門’を唄った。なぜなら、それがサムライソングだから。

次回は、引越しのサカイの歌を歌う予定です。



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